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天命を知る年になっても独身で、契約社員で貧乏暮らしをしているおっさんが綴る日常です。
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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のネタバレ感想

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ちょっと遅いですが、やっと「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を見てきたので感想。
時々行く映画館で、会員になっていて2年弱かけてやっと6本になったので、次の1本は無料で見られます。

ゴジラは時間の都合で吹替版を見ましたが、そのため劇場は割と小さめでしたが、お客さんの入りは3割ちょっと程度で、まあ公開から結構経っていますので、こんなものか。

このハリウッドのシリーズは、制作がレジェンダリー・ピクチャーズというところでいろんな怪獣映画を同一世界観のクロスオーバー作品として扱う、というモンスターバースシリーズの第3作目という位置づけです。
ちなみに1作めは2014年にギャレス版「GODZILLA ゴジラ」、2作目は2017年の「キングコング:髑髏島の巨神」となっています。(ちなみに、ギャレス版「GODZILLAゴジラ」はアマゾンプライムビデオで見放題対象、「キングコング:髑髏島の巨神」はレンタルまたは購入で見られます。)

以下、かなりのネタバレです。







巷間、言われているように、今回のゴジラはシン・ゴジラのような1954年版ゴジラのオマージュではなく、ゴジラシリーズのオマージュ。
ということは、がっつり怪獣プロレスをやっているということで、とにかく迫力満点です。

ストーリーがボロボロだとアメリカの映画評論家に酷評され「怪獣が暴れているだけ」の映画だと言われたようですが、ゴジラファンたちは「まさに怪獣が暴れているだけの映画が見たいのだ」と反論していましたが、まさしくそういう映画でした。
人間側のストーリーは一応あるにはありますが、前作のギャレス版ゴジラではそこまで重要人物でも無かったような気がする、主人公の奥さんが今回はぶっ飛んでいて、環境テロリストとつるんで世界のあちこちで怪獣を蘇らそうとしている、というブッ飛んだもの。一応は前作で亡くなった息子のためだと説明されていますが、感情の動き方の辻褄が合っておらず、悪いご都合主義。
それで、生き残った娘から愛想を尽かされていますが、まあこれはマトモな娘なら誰だってそうなるよな。最後に母親らしいところを見せて、娘との和解もありますが、このあたりはとってつけたみたい。ハリウッド的に最後まで母娘が断絶したままだと都合が悪いのでしょうね。

それから渡辺謙の芹沢猪四郎博士(第1作めの芹沢博士と本多猪四郎監督の名前を合体させたのでしょうね)が自ら犠牲になってゴジラを目覚めさせますが、この決意に至る心の動きもなんだかよく理解できない。ゴジラを瀕死に追い込む、人類の武器がオキシジェン・デストロイヤーという名前だったのはちょっと笑ってしまったけど、まあこのあたりは第1作のオマージュでしょうか。

また、核兵器が気付け薬というかドラゴンボールの仙豆みたいな扱いになっていて、ちょっと気合注入をやりすぎてゴジラが爆発寸前になったり、人間のすぐ横を放射熱線が通り過ぎているのに、別に放射線障害とかになったりしてないのも、なんだかなあ……という気がします。

しかし、そうしたストーリーの難は、実はどうでも良いことで、とにかくたっぷりと予算と時間をかけて丁寧に撮った怪獣プロレスこそがこの映画の真髄で、出てくる怪獣たちは人間との対比も効果的で恐ろしげで迫力満点。
特にギドラ(キングギドラとは呼ばれていませんでした。怪獣王はゴジラであって、ギドラは偽の王という扱いだったからでしょう)は、いかにも強そうで良い感じでしたね。

世界中で多くのモンスターが目を覚ましていて、最後に近いシーンではキングコングもしっかりと登場していましたし、環境テロリストの親分が千切れたギドラの生首を入手していたので、このDNAを使って又何かワルさをしそうです。そのあたりは「次回作を見てね」というマーベル映画の手法なのでしょう。

モンスターバースの次回作は来年公開の「Godzilla vs Kong」が予告されているので、そこで今回積み残した分は明らかになるのでしょう。
ギドラの首はもちろん、メカゴジラも出ていませんし、コング関係でもいろいろと展開出来そうなので、楽しみです。

それにしても、制作のレジェンダリー・ピクチャーズは企画がスタートした時点では違ったようですが、2016年には中国の大連万達グループが買収していて、今のゴジラは中国資本が作っている、というのはちょっと忸怩たる思いもありますが、このたっぷりと金をかけた映像を見せられると、そうした思いも心の狭いオタクの感傷に過ぎないのでしょうね。
モンスターバースシリーズは一作ごとに監督が変わっていて、ギャレス版ゴジラのギャレス・エドワーズがかなり良かったので、今回のマイケル・ドハティ監督に変わるというのは不安もありましたが、全くの杞憂でした。たいていの日本人よりも深い怪獣愛を感じさせる演出で、これは見事の一言に尽きます。





Godzilla: King of the Monsters (Original Motion Picture Soundtrack) ベアー・マクリアリー

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