アニメ、マンガ、日常生活

主にマンガ、アニメを中心にしたサブカルについて語るブログです。たまに良い年をしたおっさんの日常で起こったことも語ります。
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篠原健太
マンガ大賞2019。古い時代のジョブナイルSFっぽさが、おっさんには魅力的。
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「ほうかご探検隊」がキンドルの月間お買い得セール対象になっています。

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キンドルの月間お買い得セールで現在、倉知淳の「ほうかご探検隊」がお買い得になっています。現在、299円で販売中。気になる方は、今月限りのセールなので、お見逃し無く。


ほうかご探検隊







倉知淳は日常の謎系の推理作家の代表的な1人で、特に猫丸先輩シリーズはおすすめですが、この名探偵が出てこない作品でも良作・傑作が多く、寡作ながら優れた推理作家です。

「ほうかご探検隊」はもともと、講談社の「講談社ミステリーランド」というシリーズで刊行されたもので、このシリーズのコンセプトは「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」ということで、いわゆるジョブナイルの推理小説のシリーズになります。講談社の名物編集者だった宇山日出臣の企画で、短めの長編(というよりも子供向けの長編。実質、中編程度の長さ)が割とこだわった箱入りのデザインで、価格もちょっとお高めですが、当時の一流作家、注目の推理作家のジョブナイルが読めるというので、注目したものです。今振り返ると、この「ほうかご探検隊」に加え、「ぼくと未来屋の夏」(はやみねかおる)、「銃とチョコレート」(乙一)、「神様ゲーム」(麻耶雄嵩)あたりは読んでおいたほうが良い作品として残っていますね。

「ほうかご探検隊」は、「僕」と同級生の「龍之介くん」の2人が、クラスで起こっている不思議な事件の真相を探るべく、調査をしていくという謎解きの面白さを追求したような正統派の推理小説です。子供向けなので、陰惨な話にはなりませんが、発想の奇抜さが素敵で、いかにも倉知淳らしい作品に仕上がっています。この人の作品は長編ではけっこう人が死んだりもしますが、前述の猫丸先輩の短編などでは、基本は日常で出会った不思議な出来事を、たまたま首を突っ込んできた猫丸先輩が解決する(または、奇抜だけど理屈はあっている解決を提示する)形で終わる、というもので、気楽に読める割には楽しい作品です。
長編では殺人も出てきますが、不思議とゲーム感覚なので、それほど嫌な気持ちにはなりませんね。

こうした持ち味の作家なのに、ジョブナイルはこれ一作というのはもったいない気がします。講談社のジュニアシリーズなどで、小学生名探偵が日常の謎を解いていくシリーズなどをやればかなりの人気になりそうなのですが……。

倉知淳のおすすめ作品は、この他だと「日曜の夜は出たくない 猫丸先輩シリーズ」、「星降り山荘の殺人」、「占い師はお昼寝中」あたりになります。



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