アニメ、マンガ、日常生活

主にマンガ、アニメを中心にしたサブカルについて語るブログです。たまに良い年をしたおっさんの日常で起こったことも語ります。
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「ふたりソロキャンプ」の1巻がキンドルで無料取得可能になりました

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アマゾンの電子書籍キンドルで、「ふたりソロキャンプ」の1巻が無料で取得できる様になっています。



ふたりソロキャンプ 1







ふたりソロキャンプは、イブニングで連載しているコミック作品で出端裕大作です。
現在3巻まで発売中で、今月21日に最新4巻が発売予定になっています。


ふたりソロキャンプ 4

主人公は34歳のおじさんでソロキャンプを愛するキャンパーだったのですが、20歳の女性にひょんなことから出会い、「無理やり」ふたりでソロキャンプをする羽目になっていって……という物語です。こうした話だと、最初はいやいやだった主人公が次第にヒロインに惹かれて、2人でするキャンプの魅力にも気がついて、という展開になるものですし、実際この物語もそうした展開をたどるようです。
しかしながら、問題なのは「無理やり」という部分。
このヒロインは、生まれてはじめてのソロキャンプでロクにリサーチもしなければ準備もしておらず、いきなりキャンプ場に向かって遭難しかかり、夜になってようやく辿り着いてもすでに管理人は居らず、唯一のテントであった主人公のテントに助けを求め……、というか、勝手に接触して、主人公の荷物を漁って食料を食べ、どうやら主人公がベテランキャンパーだと分かると「キャンプの方法を学ぶまで一緒にキャンプさせてくれ」と頼み込んで断られると、主人公に襲われたと言いふらすと脅して、しかも主人公の財布も勝手に漁って免許証で名前住所を調べてある、といった具合。
これでヒロインに好感を抱けと言われても、ちょっと無理……というのが正直なところです。
そもそもがこうしたソロキャンプとタイトルについているような作品を読もうとするのは、孤独を愛するとまでは行かなくても、そうした感性に好感を抱くようなメンタリティの持ち主なので、他人の領域に土足で踏み込むような言動に対しては普通以上のアレルギー反応を示すものです(私自身もそうです)。
なので、この出だしはかなりのマイナスポイントといえるでしょう。

主人公は、ヒロインの作る食事がけっこう美味しいなどといった点にやや心惹かれる描写もありますし、今後イヤイヤながら一緒にキャンプしているうちに関係性が変わってくるのでしょうが、それを楽しんで読み続けるのはちょっときついかも。

似たような出だしの作品で、アニメにもなって大ヒットした「ゆるキャン△」があります。別の作品の話を始めるのは下手な感想なのですが、こちらの方は、私はアニメ組ですが、ドハマリしてまんがも楽しんでいますし、アニメもアマゾンプライムビデオ アニメで見放題対象なので、晩酌でもしながら環境ビデオ的に流すのに最適で、好きな回(1〜3話、5話、6〜7話、9話、11〜12話)あたりは何度見直したかちょっとわからなくなっているぐらいですし、2期もアナウンスされていてとても楽しみ。



このゆるキャン△では、ふたりソロキャンプのヒロインの立場のなでしこは、困った状況に陥って、主人公の立場のしまりんに助けを求めますが、もちろん脅迫などはしません。夜の富士山の美しさに心惹かれて、もう一度しまりんとキャンプをしたいと思いますが、あくまで自分のケータイ番号を渡すだけ。
このままだとしまりんは結局、連絡を取らずにそのままになりそうですが、実はなでしことしまりんは同じ高校に通う同級生だとわかって、接点が続いていきます。
この「同じ高校」という点が最初に「ゆるキャン△」を読んだ際に「ご都合主義だ」と感じましたが、ふたりソロキャンプを読むと、「なるほど、押し付けがましくしないように、話を続けるにはこれしか無かったのか」と納得できました。
その後、2話の終わりでなでしこはしまりんがソロキャンプをしているところに現れて、一緒に鍋をしますが、そのシーンの前に一緒にキャンプをしようと天真爛漫に駆け寄って嫌な顔をされて、その無神経さを反省したりと、天真爛漫ではあってもわがままではないなでしこのキャラを丁寧に描いていて、とても良い感じです。
また、しまりんの友人の斎藤さんが、(最終的にはキャンプに参加しますが)自分ではキャンプしないのに主要キャラになっていて、人物配置的に最初はちょっと違和感があったのですが、この斎藤さんの「行動」(しまりんの閉鎖的な性格を心配してのことなのでしょうね)で自然になでしことりんの関係性を深める役割を果たしているのも、ふたりソロキャンプの展開と比べて、改めて「うまいなあ」と思わせます。

ふたりソロキャンプでは1巻を読んだ限りでは、ヒロインの行動もさりながら、それだけ迷惑を掛けられながらあっさりとなびく主人公がリアル感が無くて、結局はそこまで魅力的な話だとは思えないままに1巻を読み終えました。

絵柄はゆるキャン△とは別のベクトルでかなりの高レベルでヒロインも(見た目は)可愛く描かれていますし、キャンプのいろはを主人公がヒロインにレクチャーするかたちで無理なく出てきて、ハウトゥーものとして悪くないです。
飯まんが的な要素もうまく取り入れていますし、もうちょっとヒロインの性格をまともにして、2人が一緒にキャンプするに至る過程を(ご都合主義でも良いので)嫌悪感を抱かせないようにするか、いっそ主人公が完全に1人でキャンプするだけの話にしていれば、ずっと面白い作品になったのに、という気がしています。

無料で取得しておいて、けっこうな感想を述べてしまいましたが、確かに絵柄は良いし、キャンプまんが+飯まんがとして高レベルなものになりそうなのに、残念と感じてしまい、このような感想になりました。

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