アニメ、マンガ、日常生活

主にマンガ、アニメを中心にしたサブカルについて語るブログです。たまに良い年をしたおっさんの日常で起こったことも語ります。
<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
RECENT COMMENT
キンドル
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章(1): が7月20日発売。予約開始

JUGEMテーマ:漫画/アニメ



諸星大二郎の大作「西遊妖猿伝」の西域篇火焰山の章の1巻が7月20日に発売になります。
「西遊妖猿伝」は、中国の古典「西遊記」を諸星大二郎流に描いていく、アクション伝奇漫画で、最初は1983年に連載開始となり、その後何度も連載、途絶、中断期間を挟んで、未だに完結しそうにない大長編になります。

基本的な展開自体は西遊記なのですが、実際の唐初の時代背景を大きく取り入れていて、よく知られた西遊記の天界での大暴れの下りは、唐の太子の暗殺を企てて王宮に忍び込んで暴れる……といったようにアレンジされています。

作品の流れは、大きく第一部大唐篇前半、第一部大唐篇後半(河西回廊篇)、第二部西域篇と続き、今回出版されるのが第二部西域篇 火焰山の章 となります。
火焰山というからには、芭蕉扇などが出てくるのでしょうね。







私は基本、単行本派なので、雑誌連載は読んでいないのでストーリーは知りませんが、とにかく諸星作品の新刊がまた読めるというのはとても楽しみ。

昨年、渋谷のタワーレコードで「諸星大二郎×佐藤健寿 展」が開催されて、行ってきたのですが、その展示会は前後半に分かれていて、前半は「西遊妖猿伝」をフィーチャーしていて、写真家の佐藤健寿の作品には実際の火焰山の風景も撮られたものがあって、これが生かされるのだろう、とは予測できます。



西遊妖猿伝は、悟空が旅立つあたりまでが本当に面白く、少年冒険漫画らしさもあり、伝記漫画の側面はさすがは諸星大二郎と思わせるもので、良い出来です。
このペースでさっさと描ききっていたら、本当にすごい作品になったことでしょう。

しかし、何度もの中絶を挟んでいるうちにどうもテンションが落ちてしまっていて、西域に行ってからは個人的にはどうもイマイチです。
彼は大長編と言えるような作品は、この「西遊妖猿伝」の他に、「海神記」もありますがこれは未完。「諸怪志異」も長編になったは良いけど、無理やり終わらせたような終わり方で物足りません。
短編や単行本で1巻〜数巻程度で終わる作品の素晴らしさを考えると、それ以上の長さだと風呂敷を畳めないのかも。
妖怪ハンターシリーズのように、同じキャラクターを使いまわしながら、中短編を連ねていく形式が一番実力を発揮できそうです。

そうした訳で、正直にいって、この「西遊妖猿伝 西域篇 火焰山の章(1)」も読んで「面白い」とは思わないことでしょう。
年齢を考えると、もう活動期間も限られることだし、無理に西遊妖猿伝を続けるよりも、得意な分野の作品を一編でも多く残してくれる方に労力を割いて貰いたい、という気がしています。
しかし、それでも、こうして今でも新刊が出る、新刊が読める、と言われると、中学生の頃から40年以上のファンとしては条件反射的にワクワクしてしまうのです。





※なお、価格等の情報はブログの記事作成時点のものです。キンドルは価格改定が頻繁なので、必ずご自身で価格をお確かめの上ご利用ください。







コメント
コメントする









 

(C) 2020 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.