ハコヅメ~交番女子の逆襲~ がキンドルで3巻まで無料取得可能
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ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜(1) (モーニングコミックス)
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜(2) (モーニングコミックス)
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜(3) (モーニングコミックス)
アマゾンの電子書籍キンドルで、「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」の3巻までが無料取得できるようになっているので、ご紹介します。
なお、キンドルの価格設定は割とよく変わるので、取得の際にはご自身で価格のご確認をお忘れなく。
「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」は、泰三子がモーニングに連載しているコミック作品で、既刊17巻。
秦三子は、県警に10年勤務した後に、2017年に漫画家デビューして、モーニングに読み切り2本を掲載したあとで、同年に「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」の連載を開始。
この作品は女性警察官であった自身の経験をもとにしたもので、あまり漫画は読まないそうですが、警察官時代は似顔絵捜査官をしていたので、人間の顔を描き慣れていたそうです。
主人公の交番勤務の新人警官は、激務に嫌気が指して辞表を提出しようとしていたところに、新たな指導員として後輩へのパワハラで左遷されてきた元刑事課のエースが来て……。
その関わりを通して少しずつ仕事に対する自信を持つようになっていく様子を描いています。
作者が警察官を辞めて漫画家になった動機は「漫画家になりたい」ではなく「警察のことを知ってほしい」だったそうで、漫画の知識は乏しいようですが、しっかりと漫画として面白い作品に仕上がっているのが不思議です。よほど担当編集者が良いのでしょうが、それだけではなく本人の持って生まれた才能を感じさせます。
電気技師をしていたのが、病気による禁酒で酒場でほら話ができなくなったのがつまらなくて、小説を書いたら、あまりの異色さに1ジャンルを作ったと評されるほどの評価を受けたというR.A.ラファティを思わせる逸話です。
「ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜 」は、1巻、2巻は基本コメディ調で、徐々にシリアスな問題も扱うようになっていき、しかしダレることなく、高いクォリティを17巻になっても保っています。作者の人間観察の確かさを見るに、この作品を完結した後、警察ものから離れても、良作を生み出せると思いますが、仮にこの1作で消えたとしても、それで作品の価値が減じることは無さそうです。
※なお、価格等の情報はブログの記事作成時点のものです。キンドルは価格改定が頻繁なので、必ずご自身で価格をお確かめの上ご利用ください。