アニメ、マンガ、日常生活

主にマンガ、アニメを中心にしたサブカルについて語るブログです。たまに良い年をしたおっさんの日常で起こったことも語ります。
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true tears  私の好きなアニメ

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

JUGEMテーマ:懐かしのアニメ

このアニメはP.A.ワークス制作で、同じ名前の恋愛アドベンチャーゲームがありますが、全くのオリジナルストーリーで、とにかくシリーズ構成と主要な脚本の岡田麿里の色がとても濃く出ています。
「好きなアニメ」と書きましたが、以前に書いた「灰と幻想のグリムガル」と同じく、単純に「好き」と云うよりも「気になる」と書いた方が正確かも知れません。

以下、ネタバレ。







主人公の仲上眞一郎は、同居している幼馴染の湯浅比呂美と、学校でひょんなことから知り合った石動乃絵との間で揺れ動き、もつれにもつれたストーリーの挙げ句に結局は比呂美を選ぶ……という三角関係もの。
ヒロイン二人の間の三角関係は別にこの話しの他にも有るのですが、これほどドロドロとした展開はさすがは岡田麿里と云うべきものです。

比呂美は美人で成績優秀。控えめなのに明るくてバスケ部でも活躍するという完璧ぶりなのに、その奥底の性格は地雷。「富山の狂犬」とファンの間で呼ばれるほどの凄みがあります。ある意味、女らしい女の子と言えましょう。
対する石動乃絵は電波を発信しまくっている不思議ちゃんで、当初の展開から彼女の方が勝ちそうだったのですが、あまりの常軌を逸した電波ぶりで、結局は惜しい処で負けてしまいます。
本当はもうひとり、安藤愛子という眞一郎の1つ年上の幼馴染が居るのですが、眞一郎のそばに居たいという理由から眞一郎の友達と付き合うという自分自身へのごまかしをしていて、そのごまかしの為に罪悪感を抱いてしまい、もうひとつ突き抜けることが出来ませんでした。
実は比呂美も眞一郎にあてつけ気味に他の男と付き合ったりするのですが、そのことで特に罪悪感を抱くことはなく、この辺の切れっぷりの差で、より常識人に近い愛子は物語の終盤ぐらいではほぼ空気になってしまいます。

というぐらい、メインヒロイン二人はキレているのですが、その二人よりも更にイッちゃっているのが眞一郎の母親。嫉妬から比呂美にデマを吹き込みイビリにイビリ抜くという行動をとって物語を引っ掻き回します。
まるで昼メロ並みの無茶苦茶な展開で、さすがは岡田麿里と思わせます。
眞一郎に対する過干渉も相当なもので、何というか、この母親をさっさとカウンセリングに連れていけよ、と思って見ていました。

そして、この母親が物語の中盤から終盤にかけていきなり変心して「いい人」に変わりますが、なんかこれがすごく不自然。
この物語が心から「おすすめ」と言えないのがこの不自然さです。

また、乃絵の兄の心情も、いわゆるシスコンなのですが、行動というか心情の動き方もなんか不可解で、物語を転がすためのコマにしか見えません。
などなど、欠点も多いのですが、とにかく「すごい」話しを見ているという迫力があります。キャラデザインを見ると、かなりおとなしく萌え要素も基本はありませんが、このおとなしい絵面でこの物語はなんとも言い難い、変な魅力があります。
すごく繊細で叙情的、かつ美しい作画はさすがはP.A.と思わせます。


正直、欠点も多い話しですが、小さくまとまっていて、特に欠点もないけど見終えて3ヶ月もすると忘れてしまうような物語よりはよほど存在意義があります。

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