アニメ、マンガ、日常生活

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P.A.ワークスの制作作品の一口感想

JUGEMテーマ:漫画/アニメ



ふと思い立って書いてみました。P.A.ワークスは2000年にタツノコプロ、プロダクションI.Gで経験を積んだ堀川憲司氏が富山県で立ち上げたアニメ制作会社。02年から現社名です。
美しい背景、丁寧な演出、よく動く動画などが特長で、私にとっては常に気になる作品を出し続けているスタジオです。それで、ちょっと思いついて、P.A.ワークス作品の一口感想を自分のための忘備録的な意味も込めて書いておきます。
全部の作品を見たわけでは無いのですが、こうして一覧にするとけっこう見ているなあ。


ここからはTVシリーズです。
true tears
西村純二監督、岡田麿里シリーズ構成、関口可奈味キャラデザ
2008年放映。
ゲーム原作ですが、同じなのは名前だけで全くオリジナルで岡田麿里節全開で、ドロドロの恋愛模様を描いています。描写が物凄く繊細で丁寧。鋼鉄の神経の持ち主の比呂美と、ネジが3本ぐらい外れている乃絵、常識人の愛の3人が主人公と絡んでくるのですが、前2者が強すぎて、愛は途中で霞んでます。しかし、もっと凄いのが主人公の母で、精神科を受診させて方が良いレベルです。

CANAAN
安藤真裕監督、岡田麿里シリーズ構成、関口可奈味キャラデザ
2009年放映。
見てない……。

Angel Beats!
岸誠二監督、麻枝准シリーズ構成、Na-Gaキャラ原案、平田雄三キャラデザ
2010年。
どこかマイフェイバリットアニメの灰羽連盟を思わせる設定だと思ったら、影響を受けてるみたい。麻枝准お得意の泣き展開が終盤にたっぷり来ますけど、なんか不発に終わった感があります。もっとも私はあんまりゲームをやらないので、ちょっとピントがずれた感想かも……という気はしています。

花咲くいろは
安藤真裕監督、岡田麿里シリーズ構成、岸田メルキャラ原案、関口可奈味キャラデザ
2011年。
2クールたっぷりとやった、「働く女の子」シリーズ1作め。明るく前向きな松前緒花のキャラが、この手のアニメの主人公にはよくあるのですが、それが行き過ぎて能天気なほどになってるのが、岡田麿里節。それと、この緒花の母親のキャラ造形がやっぱりアナーキーでこれも岡田麿里節を感じさせます。
世間的な評価は高いのですが、個人的には良作だけど、そこまで……と思っています。

Another
水島努監督、檜垣亮シリーズ構成、いとうのいぢキャラ原案、石井百合子キャラデザ。
2012年。
綾辻行人のホラー小説をアニメ化したもので、ホラーらしく陰鬱な雰囲気なのですが、職人水島努らしくテンポよくまとめています。
ただ、最終話はあまりにテンポよくどんどん殺すので、ギャグになってしまったのが残念。
このアニメのキモはなんと云っても、鳴ちゃんエロ可愛い、赤沢さんもかっこよくてきれい、ということです。「Anotherなら死んでいた」というネットスラングを後世に残しました。

TARI TARI
橋本昌和監督、シリーズ構成、tanuキャラ原案、関口可奈味キャラデザ
2012年。
Anotherとは打って変わって爽やかな青春物語。爽やかすぎて、日本海側ではなく、太平洋側の藤沢、鎌倉のあたりが舞台になっています。高校の同級生たちが「合唱部時々バドミントン部」を作って活動していく、というもので、主要キャラ5人とも歌の上手な人気声優を集めていて、けっこう深刻な話題になっても暗くならずに進んでいくのが良い感じです。

RDG レッドデータガール
篠原俊哉監督、横手美智子シリーズ構成、岸田メルキャラ原案、芝美奈子キャラデザ。
2013年。
荻原規子原作のファンタジー小説をアニメ化したもの。全6巻の大作をわずか12話で映像化するものだから、かなり忙しい。こういう作品は2クール必要だろう、と思わせます。

有頂天家族
吉原正行監督、菅正太郎シリーズ構成、久米田康治キャラ原案、川面恒介キャラデザ。
2013年。
あらゆるアニメの中で「好きなアニメ10本」と言われたら、確実に入るほど好きな作品。
原作は森見登美彦で、タヌキと天狗の話を京都を舞台に展開しています。
あまり派手な話ではないので、知名度はそれほどでは無いかも知れませんが、ぜひとも見てもらいたい作品です。

凪のあすから
篠原俊哉監督、岡田麿里脚本、ブリキキャラ原案、石井百合子キャラデザ。
2013年。
全26話放映されたSFファンタジー。
設定はけっこう終末感漂う舞台ですが、人類の未来云々というよりも、そうした時代でも恋愛やら何やらに揺れ動く少年少女たちの心情を繊細に描いた作品です。
13話で話が一度まとまって、14話から5年後に舞台が移るなど、かなりの大作感があります。

グラスリップ
西村純二監督、佐藤梨香、西村純二シリーズ構成、竹下美紀キャラデザ
2014年
出だしの雰囲気は抜群に良くて、前作の凪のあすからが好評だっただけに、それに続く良作になる……と思わせましたけど、思わせただけでした。 
実に不可解な物語です。

SHIROBAKO
水島努監督、横手美智子シリーズ構成、ぽんかんキャラ原案、関口可奈味キャラデザ、
2014年
これも、「好きなアニメ」10選と言われたら、多分入ることになるでしょう。
武蔵野アニメーションというアニメ制作会社を舞台にした「働く女の子」シリーズですが、一種の群像劇になっていて、おっさんたちがたくさん出てきて、魅力的な物語です。
全24話で、12話で一回話が途切れる2部構成になっています。特に23話あたりは何度見ても泣いてしまいます。

Charlotte
浅井義之監督、麻枝准シリーズ構成、Na-Gaキャラ原案、関口可奈味キャラデザ。
2016年。
超能力を持つ少年たちを主人公にしたもので、最初はコメディテイストで、終盤に泣かせに掛かるという麻枝准らしい話です。

ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜
橋本昌和監督、吉田玲子シリーズ構成、なまにくATKキャラ原案、大東百合恵キャラデザ。
2016年。
先に京アニの「響け!ユーフォニアム」という作品が有って、どちらも高校の吹奏楽部を舞台にしていたために比べられてしまったので、かなり不利になってしまった作品。「響け!ユーフォニアム」ガチの部活を狂気すら感じるほどのクオリティで突き詰めた作品であるのに対し、「ハルチカ」は吹奏楽がメインテーマではなく、吹奏楽部を舞台にした日常の謎を解き明かすという推理モノです。
謎自体もそこまで魅力的でなかったのも大きいかな。日常の謎系の推理小説はけっこう好きなものが多いので、どんどんアニメ化してほしいのですが……。

クロムクロ
岡村天斎監督、檜垣亮シリーズ構成、石井百合子キャラデザ。
2016年。
P.A.ワークス初のロボットアニメ。ロボがちゃんばらをやるのが良い感じです。最終的にはかなり壮大なオチで、全26話と2クールたっぷりとやっているのも良い結果に結びついています。
ヒロインの由希奈が、キャラデザが田舎のあまり垢抜けない女子高生という雰囲気を残しつつも、しっかりと可愛く描けているのがとても高得点です。

サクラクエスト
増井壮一監督、横谷昌宏シリーズ構成、関口可奈味シリーズ構成
2017年。
働く女の子シリーズの3作目。
全25話とこれまた長めの作品ですが、しっかりと長いだけの内容が詰まった良作です。前向きで明るい女の子が頑張っている様子を描くというのは、もうP.A.ワークスの得意技です。

有頂天家族2
吉原正行監督、檜垣亮シリーズ構成、久米田康治キャラ原案、川面恒介キャラデザ。
2017年。
1期に続いて、こちらもクオリティが高く、満足のいく出来です。
ぜひとも3期も見たいのですが、今の所、原作が無いので、早く森見登美彦に書いてほしいです。

ウマ娘プリティーダービー
及川啓監督、石原章弘、杉浦理史シリーズ構成、椛島洋介、辻智子キャラデザ。
2018年。
サイゲームのスマホゲーの販促アニメ。販促でも手を抜かずに作っていて、アニメファンの間では非常に好評でしたが、肝心のゲームアプリが発売延期に……。
競走馬を擬人化して走らせるというもので、最初に設定を聞いた時にはP.A.ワークスの無駄使いと思いましたが、こうした作品でも、これだけ丁寧に作り込めば、良作になるのだなあ、と感心させられます。
あと、ウマ娘たちの鼻の頭が赤らんでいるのがなんかかわいい。

天狼 Sirius the Jaeger
安藤真裕監督、小柳啓伍シリーズ構成、西村キヌキャラ原案、松浦麻衣、佐古宗一郎キャラデザ。
2018年。
昭和初期の東京〜シベリアを舞台にした吸血鬼伝奇アクション。ストーリーはある意味、月並みなのですが、とにかくアクションがよく動くのが魅力です。

色づく世界の明日から
篠原俊哉監督、柿原優子シリーズ構成、フライキャラ原案、秋山有希キャラデザ。
2018年
終わりたてホヤホヤのP.A.ワークスの最新作。素敵なOP、ED、美麗な背景、魅力的なキャラがよく動くという、P.A.ワークスのアニメスタジオとしての実力を感じさせる作品です。ですが、肝心のストーリーがかなり消化不良な出来で、本当にもったいないと思わせます。

次は映画作品。
レイトン教授と永遠の歌姫
橋本昌和監督、2009年。
P.A.ワークスさんはレイトン教授シリーズをずっと手がけていて、ゲーム内のアニメなんかも担当しているのですが、残念ながら一つも見たことがありません。

劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME
安藤真裕監督、2013年。花咲くいろはの劇場版。TVアニメで完結した話ですが、そのTVで語られなかったサイドエピソードという形で映像化しています。まあ、いつもの花咲くいろはの展開の通りですね。母親の若い頃の話がでてきます。

さよならの朝に約束の花をかざろう
岡田麿里監督、2018年。
岡田麿里と言えば、けっこうドロドロの脚本を書く脚本家として有名ですが、監督かよ……と思ったものです。実は見てないのですが、世評はかなり好評でした。そのうち見なきゃな、とは思ってます。

あと、プラネットワルキューレとか、単発番組とかありますが、見てないのでなんとも言えません。
こうして一覧にして書いてみると、中にはけっこう悪口に近いような評になってしまった作品もあります。
でも、どれも「嫌い」というわけではなく、そこまで好きになれなかったというだけ。
P.A.ワークスさんの作品はどれも丁寧で繊細に作られていて、作品愛を感じることが多く、けっして嫌いにはなれません。

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