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天命を知る年になっても独身で、契約社員で貧乏暮らしをしているおっさんが綴る日常です。
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「魍魎の匣」 netflixのおすすめ映画

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Netflixのおすすめ映画です。
この「魍魎の匣」は京極夏彦原作の映画で、2007年に原田眞人監督によって映画化されています。
京極夏彦はいくつも人気シリーズを持っていますが、その中でデビュー作の「姑獲鳥の夏」から始まるのが百鬼夜行シリーズです。その第2作目が「魍魎の匣」になります。
元は講談社ノベルズで刊行されていて、その後は講談社文庫などでも刊行されています。



この百鬼夜行シリーズは、妖怪をテーマにした推理小説シリーズであり、日本の推理小説の中でも最高レベルのクォリティを誇っており、特に「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「狂骨の夢」「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」あたりまでは、一読の価値のある作品ばかりです。
どれも長い作品で表現や使われている漢字はかなり難しいのですが、不思議とリーダビリティが良く、スラスラ読めます。きっと本当の意味で、合理的な文章なのでしょう。







映画の方は、「姑獲鳥の夏」が05年に実相寺昭雄監督によって、そしてこの「魍魎の匣」が原田眞人監督によって映画化されています。その両方を劇場公開時に見に行きましたが、実相寺作品の方は実相寺の個性が出すぎていて、映像としてはキレイですが、映画の完成度としてはちょっと……というのが正直な処でした。
実相寺の大ファンである京極夏彦本人はきっと嬉しかっただろうなあ、とは思いましたが。

それに対し、「魍魎の匣」は映画としてはかなり完成度が高く、一つの作品としてはずっと楽しめるものでした。
ちょっと改変されていて、ラストで京極堂がちょっとしたアクションを演じているのがなんか笑えます。
どう考えても、映画に向いているとは思えない京極作品を手際よく、飽きさせないように映像化しているのは原田監督の実力を感じさせます。
ちなみに、講談社ノベルズは辰巳四郎がイラストを手がけていて、実はこの京極夏彦だけではなく、様々な講談社ノベルズも手がけていて、いわゆる新本格という潮流の「顔」になっていましたが、「魍魎の匣」の主題歌「金魚の箱」を手がけたのが東京事変。そのボーカルの椎名林檎の叔父が辰巳四郎になります。

netflixで配信されているのは「魍魎の匣」のみで、怪作ですがどこか魅力的な「姑獲鳥の夏」が無いのが残念。
でも、京極ファンならぜひともみておくべき一本です。

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